2020/01/16
目の疲れから眼精疲労へ
疲れ目(眼疲労)と眼精疲労は異なり、疲れ目は、長時間の読書やパソコンやスマホ等で
一時的に疲労感がある状態で休息を取れば治るものです。
眼精疲労のほうが重症であり、休息をしても良くならないうえ、目の症状意外にも、頭痛
や吐き気、肩凝りや不眠など全身に不調が現れます。
疲れ目のうちに予防や改善させることが大切になってきます。
眼精疲労の主な原因
- ・目の病気や加齢…近視・乱視・白内障やドライアイ等、目の病気が原因で視力が下がっ
- たり、視野が狭くなります。その時、目を凝らしたり意識的にピント
- を合わせるため、眼精疲労が起こります。
- 眼鏡やコンタクトレンズが自分に合っていない場合も疲労を引き起こ
- す原因となります。
- ・ストレスなど心的要因…過労や人間関係などの日々のストレスや、神経症、自律神経失
- 調症などの精神的なものによっても眼精疲労はひきおこされま
- す。ストレスによる体の過度の緊張が血流を悪くしたり、目を
- 保護するのに必要な涙の分泌量が減ったりして目の疲れを感じ
- るのです。
- ・目の使いすぎや環境…私たちの目には、眼球の位置を調整する外眼筋と、眼のレンズで
- ある水晶体の厚さを調節する毛様体筋などがあります。
- 長時間集中してものを見ていると、目がオーバーワークとなり、
- 目の筋肉に疲労が溜まり悲鳴をあげている状態になります。
- また、暗すぎる部屋や眩しすぎる環境、近すぎる作業距離、
- エアコンなどの乾燥等、様々な環境も眼精疲労の原因になります
- 特にパソコンを良く使う方はVTD症候群に注意が必要です。
- VTD症候群とは、集中したデーター入力や、液晶などの画面を見
- ながらの作業を長時間続けることで目や目からくる様々な症状を
- 引き起こす。現代病ともいえる病気です。
はじめよう!目に優しい習慣
その1…寝ている時だけは目を休める。
その2…定期的に遠くのものを見る。
その3…じんわり温めてリフレッシュ。
その4…たっぷりの水分補給を。
起きている間、目はずっと忙しく働いています。その為日ごろのケアを怠ると、どんどん
疲れ目が進んだり、視力が低下したり、白内障やドライアイなどの病気にかかったり、
目の老化が早まります。目を労わる習慣を心がけましょう。