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女性の天敵!! 頭痛(片頭痛)について。

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  • 片頭痛は、脈に合わせて「ズキン、ズキン」と拍動性のある痛みが頭の片側や両側、後頭部など部分的に激しく発作的に生じるもののことを言います。 悪化するとやがて頭部全体に痛みが広がり、吐き気嘔吐など頭痛以外の症状も現れることがあります。

目次


  • ★片頭痛を引き起こすメカニズム
  • ★片頭痛の予兆
  • ★片頭痛が女性に多い理由
  • ★どこへ行ったら良いのか?
  • ★スマートフォンやパソコンが片頭痛の誘因になる?
  • ★スマートフォンやパソコンは緊張型頭痛も引き起こす?
  • ★まとめ

 

片頭痛を引き起こすメカニズム


頭部の血管が拡張し、炎症を起こして痛みが発生するのが片頭痛ですが、その発生の原因には幾つかの説があります。

 

片頭痛の予兆


  • だるい
  • 気分がよくない
  • イライラする
  • 食欲が通常以上に出る
  • 体がむくむ
  • 甘いものを無性に食べたくなる
  • 眠気を感じる

 

片頭痛が女性に多い理由


  • 日本国民の3人に1人が一次性頭痛に悩んでいるといわれています。一次性頭痛とは、他の病気が原因で起こる頭痛ではなく、頭が痛いことそのものが病気である頭痛のことをいいます。代表的な一次性頭痛の1つ「片頭痛」は女性に多く、日本全国調査によると、全年齢層での片頭痛の有病率は男性3.6%に対し、女性12.9%と報告されています。この数字から、男性の3.6倍の女性が片頭痛で悩み、苦しんでいることが分かります。
  • 特に20〜40代の女性に多く、30代で20%と最も有病率が高く、40代でも18%にも及んでいます。
  • では、なぜ片頭痛は女性に多いのでしょうか?
  • 女性に片頭痛をもたらす主な要因として、以下が考えられます。
  • 月経前後月経や排卵、更年期などの「女性ホルモンの増減
  • 片頭痛は女性に遺伝しやすいとされる「遺伝的素因
  • 男性より女性の方が周囲に痛みを訴えやすい「文化的要素
  • とりわけ3040代の女性に多く発症する理由としては、この時期に妊娠や出産といった女性ホルモン量が変動するライフイベントを迎えがちであること、仕事と子育て、さらには介護も含め多忙な年代でもあり社会的ストレスがかかること、更年期の入り口に差し掛かることなどが考えられます。
  • 必ず一度整形外科を受診し、レントゲンをとり必要に応じてMRI検査することをおすすめします。

 

どこへ行ったら良いのか?


レントゲンやMRIで異常がないのにしびれる時は、「胸郭出口症候群」「頸肋」を疑います。その場合は整体やマッサージでも改善されることが多くなります。神経を圧迫している固くなった筋肉を解したり、固くならないような姿勢に整えることで改善されます。

 

スマートフォンやパソコンが片頭痛の誘因になる?


片頭痛は、頭の片側または両側が脈打つようにズキンズキンと痛む病気です。月に12度や、週に12度の頻度で発作的に起こるのが特徴です。(片頭痛については頭痛のタイプと原因 > 片頭痛でご紹介しています)

片頭痛を引き起こす誘因の1つに「」があります。太陽、LEDや白色電球などの室内の照明、夜間の車のヘッドランプ・ブレーキランプなど光によって頭痛発作が起こる、また増悪するなど影響を与えることもあります。私たちの身近にあるスマートフォンやパソコンも液晶から強い光を発しているため、長時間使用することによって片頭痛を起こしている可能性も考えられます。これらの光に含まれるブルーライトが特に頭痛発作に影響を及ぼしているのではないかとの研究報告もされています。

片頭痛の誘因には、「ストレス」や「精神的緊張」、「疲れ」などもあります。ストレスのある状態やその後一段落してホッとしたとき(休日など)にも頭痛が起こります。長時間のデスクワークやパソコンでの作業等によるストレスや疲れで、頭痛が起こっているのかもしれません。

片頭痛の予防の基本は、誘因を避けることです。ご自身の頭痛は何がきっかけで起こりやすいのか把握し、片頭痛を予防しましょう。

 

スマートフォンやパソコンは緊張型頭痛も引き起こす?


片頭痛の誘発因子である「ストレス」、「精神的緊張」、「疲れ」などは、緊張型頭痛の誘発因子でもあります。無理な姿勢の維持や長時間のスマートフォンやパソコンの使用などによって、頭から肩にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなると、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、これが神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。片頭痛がストレスから解放されてホッとしたときに起こりやすいのに対して、緊張型頭痛はストレスにより頭や首を囲む筋肉が過剰に緊張して起こる傾向があるようです。多くは肩や首筋のこり眼精疲労を伴います。ストレス、スマートフォンやパソコンによるうつむき姿勢運動不足などよって頭痛を引き起こしているのかもしれません。

ずっと同じ姿勢をとらず、こまめに休憩し、ストレッチなどで身体をほぐしましょう。

 

まとめ


頭痛の症状は個人差が大きいため、まずは自分の頭痛についてじっくり観察しましょう。日記のように、どんなときに、どのような痛みが起き、痛みはどれくらい続いたかなど、頭痛の様子を書きとめておくと、対策がとりやすくなります。
たとえば片頭痛持ちだと思っていても、時々、緊張型の頭痛が起きていたり、ちょっとした生活習慣が頭痛のきっかけになっていたなんてことも。
専用の頭痛ノートを作成するもよし、普段使っている手帳を利用するもよし。頭痛が起きたら忘れずに記録する習慣をつけましょう。